日本の屋根、北アルプスの標高1220メートル、日本でも指折りの水源地、「矢沢水源」の湧き水を原水としています。
この水源地に到達するためには、登山装備が必要なほどの山奥です。この水をお届けしたいために、水源地の近くに工場を建設し、パイプラインで結びました。この大町工場の周囲には何もありません。
その何もないことがとても重要なのです。環境がよごされることが全くといってよいほどありません。
◀ また工場より下流には、わさび畑が数多く広がっていることで有名です。わさびは最高に清浄な水が豊富にないときちんと育たない植物ですが、信濃湧水はそのさらに上流の水を水源として利用しているのです。このような自然の恩恵を受けて、信濃湧水は、長野県の大町工場で生まれます。
立山黒部アルペンルートの玄関口‐大町
長野県大町市は安曇野市や白馬村に隣接する人口約3万人の町です。アルプス探訪の拠点、また「立山黒部アルペンルート」の玄関口として知られ、西部に標高3000mの広大な北アルプス、そして東部には1000m近い山々がそれぞれ連なっています。
毎年4月、アルペンルートが開かれ、その雪の壁の圧倒的な迫力で世界各国からの観光客を虜にします。真夏でも朝晩の気温は平均15度程度で、下界の暑さと喧噪を忘れさせてくれます。秋には美しい色彩の紅葉が山々の頂から麓へと降りてきます。冬には工場付近の積雪は50cmから1メートルにもなります。 国の天然記念物にも指定されているニホンカモシカやライチョウが生息し、大町工場付近にもしばしばその姿を現します。
今後もこの素晴らしい環境を守りながら、皆様に信濃湧水をお届けしてまいります。
「日本の屋根」北アルプスに降った雪は、標高1220メートルの信濃湧水の水源地に大量の湧き水となって湧き出します。
信濃湧水の工場は、普通の「工場」としての立地条件としては少し変わった場所にあるかもしれません。工場の周囲には大自然以外何もないからです。

日本最大級をほこる最先端のオールロボット工場
この信濃湧水の長野県大町工場は年間最大生産本数が1500万本という、日本最大級をほこる最先端のオールロボット工場です。生産ラインに入ったボトルは、お水を詰める時は勿論、キャップやシールがされるまで一切人の手が触れることはありません。先端電子工業レベルのクリーンルームで処理され、厳しい検査をすべてパスするまで、同時期に製造したボトルの出荷を一切認めないという徹底した品質管理のもと生産されています。また、信濃湧水の製造会社であるアルプスウォーター(株) (トーエルの100%子会社) は、日本で業界初の国際規格の食品安全マネジメントシステムISO22000の認証を取得。更に、FSSC22000の認証も取得。その確かな品質が裏付けられました。

信濃湧水は、非加熱処理
そのまま飲んでもおいしい原水ですが、幾重もの活性炭やその他フィルターを通して不純物を除去し、非加熱処理しています。加熱処理の場合、天然湧水の水質に変化が生じる可能性があります。非加熱処理で天の恵み、天然湧水の味わいをそのままお届けしています。更に48時間培養してみて細菌が存在しないこと、PH、電気伝導率、におい、味などの厳しい検査を経て問題ないことを確認できないかぎりそのロットの出荷は許可されません。
全自動でボトルに充填
半導体産業レベルのクリーンブース、クラス100(一立方フィート※中の浮遊粒子が100個以下)という、きわめて清浄な空気の中、全自動でボトルに充填されます。
日本から旅立った信濃湧水は、「こめやの米」で有名な SIAM CITY MART社 の倉庫にいったん保管されます。そして、同社の数千世帯ものご家庭への宅配ネットワークを活用して、素早く皆様のお宅にお届けいたします。